とらドラ

寒波が来てから急に寒くなりましたね（´д｀;）
こんな時は家に引き篭もってアニメ！いつも引き篭もってますが(´ω`)

とらドラ！がやっと見終わりました。
コミックの3巻いつ発売されるのだろうと心待ちして数ヶ月…
いつの間にかアニメの方が先に終わっていたと言う(ﾟДﾟ;)
調べたら年に1冊とか…たぶん3巻発売は2010年2月27日かな？

最初の方はちょっとしたラブコメで結構面白いなと思って見てたんだけど
なんか後の方ですごく重かったりドロドロしていたり。
切なくも妙にスッキリしないアンバランスさがたまに感じられたりします。
不幸展開しにしても、わざわざ自分から泥沼へダイブするような
ちょっと無理やりっぽい所もあるけど、やはり過剰表現・演出もラノベ所以
と言うことでしょうか。それを含めても全体として楽しめる作品だと思います。

以下ちょっと長くなる（＋ネタバレになる）ので折込

好きな相手と言うことに対して、憧れではなく、正面に向き合える相手がいる事。
そして、好きで相手も好きだと言ってくれるけど、実はその人に本当に好きな人が
別いると知っている事。自分がそれを知っているが為に身を引き、だからこそどうしても
逃げることを許せない、本当に好きな相手に向き合って欲しいと思う心の動きが
とらドラのポイントだと思っています。

■高須 竜児
竜児に関しては本当に良き主夫ですね。
憧れはみのりんで、本命は大河。
家事は万能だし、思いやりもあるし嫁に欲しいくらいだ。

■逢坂 大河
大河は小さいながらも狂暴でツンデレ。
憧れは北村で、本命は竜児。
ドジだったり自滅したりするけど、意外と律儀だったりする。

■北村 祐作
北村は少し変わってるけど真っ直ぐな奴かと思いきや、変態に。
憧れ（元）は大河で、本命は会長。
何気に結構モテるんですよね。一番恋が多かったような気がする。

■櫛枝 実乃梨
みのりんはおちゃらけキャラかと思いきや、勘が鋭く気性が激しい。
やはり本当は竜児の事が好きなんだろうね。
惹かれたけど、大河が竜児の事を好きだと言う事から身を引き、さらに
竜児も本当は大河が好きで必要としていることに気が付いた、と思う。

■川嶋 亜美
あーみんは皮被ったアイドルからクールキャラに。
恐らく竜児の事が好きなんだろうけど、いろいろ達観してしまっている。
相手にはズバズバ言うので、ちょっと冷酷に感じる時もある。
積極的かと思いきや、客観的で行動的ではない部分も。

結局最後は竜と虎でハッピーエンドな感じだけど、甘酸っぱさよりも
ほろ苦さが残ったように思います。個人的にはあーみんがもう少し
絡んでくれたらと思ったんだけど、結局鋭く達観してしまっている上に
皮肉として相手を逆に燃えさせてるキャラとして終わっているのが
マイナスイメージも残ってもったいないような気がします。
全体としては(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ してしまう部分が何度かあるし、ホント言えば
鬱展開よりもこっちの方が良いんだけどな。ストーリーとしては障害がある方が
展開できるし、それが逆に良い方向へ向かうことになるのはわかりますが。